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【国語塾開業】塾を運営する上で重要な冬から春までの心構え

 
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今回は、国語塾を開業してから迎えた新年から、新年度を迎えるまでの出来事を中心にお伝えしていきます。

国語塾を開業して初めての新年

2020年春に開業し、2021年は生徒数9名で迎えました。

一人ひとりの授業料からすると、かりにこれが副業であったり、いわゆる定年後のシニア企業であったりしてさほど稼ぐこと自体を目的にしていないのであれば、十分な収入かもしれません。

ただ、私の目標は全く違うところにありましたので、今年はいっそう努力が必要だという意欲をもって新年を迎えました。

2月3月は塾にとっては集客の大事な時期

年が明け年度が変わる前の2~3月は、学習塾にとって集客の大事な時期です。

このこと自体は、一般的に受験が終われば一段落し、次の学校に進級するわけで、塾生の出入りがあるのは当然のことです。

これは、別に塾関係者でなくともわかることです。

ただし、この時期の集客の大切さを本当に実感している人は、塾の経営者であったり、営業担当の人だったりなのではないかなと思います。

ただ、私は前職で少しだけ塾との取引があったくらいで、この業界のことはほとんど知らなかったので、塾の内部事情はわからず、この認識は誤りかもしれません。

いずれにしても、私の場合、この時期の集客で大事であろうことは頭では理解できていましたが、具体的に何をすべきかわからなかったということだけは事実なのです。

営業経験は多いといえど、異業種なのですから、わからなくて当然でありますし、それを知るためにパートナーになったのです。

私以外のパートナーの方の経歴はよくわかりませんが、塾経験者が多いのではないでしょうか。

そのため、独自のお考え、ノウハウをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょう。

ただ、私には逆に経験がなかった分、このパートナーシップのやり方通りに進めたことが良かったのです。

だからと言って、他業種の経験が生きないわけではありません。

基本は習得した上で、様々な工夫ができるわけです。

DMひとつとっても、どのような手紙内容にするか、何を挿入するかなど、工夫の余地があります。

工夫した人の方が、もちろん成功しやすいわけです。

集客方法はDMとFB広告が効果的

2~3月の集客は、ブログの更新によるホームページの集客力の強化を中心に、戸高先生のアドバイスのもと、ポスティングとフェイスブック広告を行いました。

今回もこれだけです。

ポスティングよりもフェイスブックのほうが反応は早く、すぐに問い合わせが来やすい傾向があります。

しかし、ポスティングの場合、一か月以降経ってから問い合わせがあることもあります。

保管されている方もいらっしゃるということです。

また、フェイスブックもいつもだいたい塾の所在地である世田谷区周辺で行っています。

そのため、数か月のブランクを経て広告をご覧になる方もいらっしゃいます。

このような状況ですので、塾の広告は即効性だけを求めるのではなく、持続性にも着目すべきなのです。

まだ開業したての頃は、すぐに効果が出なくとも続けるべきでしょう。

目に見えない効果がきっとあります。

このパートナーシップは売り上げに応じたロイヤリティ、教材の買い取りなどがなく、契約自体にはさほどお金がかかりません。

とりわけ、私のように自宅で開業した場合はなおさらです。

ただ、宣伝費を節約することはおすすめしません。

戸高先生のアドバイスはありますが、何にいくら使うかは自身の裁量になります。

このとき、アドバイス通りにまずやってみること、行う規模は予算を考慮しながら決めていくことをおすすめします。

成功するには一定の投資が必要なのは当然のことです。

最初のうちは売り上げがほとんど見込めないこともあるでしょうが、必要な分は用意しておかないといけません。

需要は必ずあるのです。

塾のお客様は、教育にかける費用を節約しようとは思っていない方々なのです。

ブログ更新は継続することで効果が発揮される

なお、ホームページのブログも、月2~3回の更新をこの時期も行っていました。

少しずつお客様が増え、予習に費やす時間も多くなりましたが、これはとにかく続けていました。

そして今でも続けています。

もちろん、広告を見て小冊子を請求したり、体験授業に申し込んだりされる方は多く、ここからの集客も多いのです。

ただ、直接ホームページをご覧になり問い合わせをされる方のほうが、入塾の可能性はとても高くなります。

必要性があって探してこられる方々ですので当然ですよね。

このホームページは、このパートナーシップの根幹をなすものです。

何度も書きましたが、このパートナーシップを信頼し、とにかくブログを書き続けること、これが本当に大切だと実感しています。

SEO対策のセミナーなどは、たくさんの種類があります。

私も、別の事業(結婚相談所)でそれなりの金額を支払い参加したこともあります。

また、相談所の同業者も、多くがこの種のセミナーなどで学んでいます。

ところが、これで成功したという話はあまり聞いたことがありません。

セミナー自体の良しあしもあるかとは思っています。

また、受ける側も意識に、高いお金も払ったのだし受講しただけで、あるいはホームページを少し改良しただけで集客できるという甘めの認識もあるように思います。

ともあれ、このパートナーシップでは、SEO対策などを考える必要はありません。

自然にできてくるのです。

自分のすべきことは、ブログを中心にしてホームページを更新し続けることです。

そうすれば必ず成果が出てくるはずです。

現に当塾は、所在地の世田谷区の国語塾では最初のページに、また、東京都で検索しても上位にあります。

そのため、問い合わせはコンスタントにきています。

上位表示後も、ずっとブログによる更新は続けています。

塾生が増え、なかなか時間がとれなくなり、頻度はずいぶんと下がったのですが、書くこと自体が自らの学びにもなるからです。

さて、2~3月の集客期を経て、新たに5名が入会し、塾生は15名になりました。

私は一対一の個別指導のみを行っていますので、それなりに忙しくはなりました。

冒頭で述べたように、これが副業ならばじゅうぶんかもしれません。

ただし、最初からこれくらいの人数を目標にしていたのなら、塾生の数は、結果として少なかったように思います。

やはり本気で生活をかけるという意識が起業には大事に思うのです。

塾のことはよくわかりませんが、私と同時期に始めた結婚相談所で成功しているところは、やはり必死なのです。

それが伝わるのですね。

こういうところにお世話になりたいと思うのではないでしょうか。

ところで、このパートナーシップで学んだことは、実は相談所のホームページにも活かしました。

世田谷区の結婚相談所では、だいたい一番上に出るようになりました。

塾開業のポイント「間口を自ら狭めない」

一時アルバイトをしていた個別指導塾では小学生のみを担当していました。

また、開業後しばらくは小学生のみでしたので、このまま小学生専門塾になるのかなと一時は思っていました。

ところが、このように決めつける必要は全くないことに、だんだんと気づいてきました。

ホームページがよく閲覧されるようになったわけですから、その数だけでなく、その層も広くなりました。

この2月には専門学校を改めて目指す社会人の方から問い合わせがあり、短期の集中授業を行いました。

この方は、めでたく合格されました。

また、最近は大学受験を目指している既卒の方も入塾されました。

国語塾という看板を出しているわけですから、自らこういう人の指導はできないと決めつけることなく、可能な限り受け入れていくのが大切に思います。

とにかく億劫がらないことです。

必然的に新しいことを学ばざるを得ません。

これは、講師としての幅をひろげることになります。

また、こういう方々は、長期休暇の時でなくとも、午前中や午後早い時間の受講ができます。塾の運営の上でも、効率が良くなることは当然のことです。

これからも、しばらくはこのスタンスで行く予定です。

次回は、令和三年度、今年の四月以降のことを中心に記していきます。

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